Japanese
Title心不全とカテコラミン
Subtitle誌上シンポジウム―心不全― 特集
Authors堀正二, 鍵谷俊文, 佐藤洋
Authors(kana)
Organization大阪大学医学部第一内科
Journal循環制御
Volume9
Number1
Page23-29
Year/Month1988/
Article報告
Publisher日本循環制御医学会
Abstractはじめに 心不全に至る心筋機能不全の原因は, 心筋症のような遺伝的要因が関与するもの, 圧負荷(pressure overload)が関与して心肥大から心不全に移行するもの, 持続する心筋虚血により招来されるものに大別されるが, 心筋の機能不全から心不全に至る過程においては何れの病型においても共通の代償機転が作動する. なかでも, 神経体液性要因, とりわけカテコラミン及びその受容体の変化は, 循環調節に重要な役割を果している. 本稿では, 交感神経活性からみた心不全代償機転に関して概説し, さらに心不全治療への応用を展望する. 1. 心不全における交感神経活性の亢進 何らかの機序によりポンプ不全が生じると以下の3つの代償機序が作動し, 障害された機能を改善しようとする. 第1に, Frank−Starling則(前負荷増大)による心拍出量の増加, 第2に, 心臓交感神経活性の亢進による心拍数及び心筋収縮力の増大及び血管収縮による血流再分配, 第3に, 心筋肥大による心収縮力の増大である.
Practice基礎医学・関連科学
Keywords

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