Japanese | |
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Title | HPLC−ESRスペクトロメトリー |
Subtitle | 機器紹介 |
Authors | 岩橋秀夫 |
Authors(kana) | |
Organization | 和歌山県立医科大学化学 |
Journal | 循環制御 |
Volume | 9 |
Number | 3 |
Page | 387-388 |
Year/Month | 1988/ |
Article | 報告 |
Publisher | 日本循環制御医学会 |
Abstract | はじめに フリーラジカルは生命化学の領域において(特に医学の領域にいて)最近注目されるようになった. 生化学における酵素反応機構の研究等の限られた分野だけでなく, 炎症, 癌, 老化など医学の広い範囲においてフリーラジカルが関与することが知られるようになった. ここで紹介する装置は電子スピン共鳴(ESR)装置と高速液体クロマトグラフィー(HPLC)を接続し, フリーラジカルの分離分析を行うものである(図1)1). 構成および構造 私共が用いているシステムについて述べる2). 通常のHPLCシステム(日本分光Trirotar IV)に逆相カラムC18を接続した. 逆相カラムには東洋ソーダ, TSK−C18(5μm)を充填したものを用いた. カラム温度調節のためカラムは循環式恒温相にしたし, カラム温度を制御した. HPLCのインジェクター部分は大量のサンプルの注入を可能にするためにステンレスチューブをコイル状に巻き3ccまでのサンプルの注入を可能にした. HPLCより溶出した移動相は直接ESR(日本電子FX2XGスペクトロメーター)の検出部分に導入した. |
Practice | 基礎医学・関連科学 |
Keywords |