Japanese | |
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Title | “第4回 侵襲時の体液・代謝管理研究会”の印象記 |
Subtitle | 関連学会印象記 |
Authors | 高折益彦 |
Authors(kana) | |
Organization | 川崎医科大学麻酔科学教室 |
Journal | 循環制御 |
Volume | 10 |
Number | 1 |
Page | 135-136 |
Year/Month | 1989/ |
Article | 報告 |
Publisher | 日本循環制御医学会 |
Abstract | このような会が催されているということは必ずしも広く知られていないかもしれない, しかしすでに昭和60年から毎年1回開催されて来ている会であって(ただし昨年は諸般の事状から開催できず, 今年1月に延期された), 今回は第4回を数えるに至っている. 本会は麻酔科, 臨床検査科, および腎・透析センターの有志によって始められた. そしてシンポジュームと特別講演とによって構成されていて, 現段階では一般演題の発表は行われていない. したがって毎回, 毎回, まとまった印象をわれわれに与えてくれている. 今回の特別講演の第1部は, 国立循環器病センター心臓生理部・二宮石雄先生が循環機能調節に関する神経系, とくに反射回路について最近の知見を披露された. すなわち低酸素血症, 低血圧, 心筋虚血などの侵襲時の生体反応を心臓促進神経と腎に達する内臓神経の興奮性を比較されたデータを発表された. たとえば低酸素血症時には頸動脈球からの興奮が交感神経中枢を介して交感神経幹に伝達され腎内蔵神経の興奮性を亢進させる. |
Practice | 基礎医学・関連科学 |
Keywords |