Japanese | |
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Title | 高速液体クロマトグラフィー |
Subtitle | 機器紹介 |
Authors | 福島和昭, 内田和秀 |
Authors(kana) | |
Organization | 防衛医科大学校麻酔学教室 |
Journal | 循環制御 |
Volume | 10 |
Number | 1 |
Page | 145-146 |
Year/Month | 1989/ |
Article | 報告 |
Publisher | 日本循環制御医学会 |
Abstract | はじめに 高速液体クロマトグラフィー(HPLC)はその汎用性の高さから, 化学, 薬学のみならず, 医学の各分野においても用いられている分析手段である. その原理, 装置及び麻酔科領域への応用に関して簡単に紹介する. 原理と装置 HPLCはカラム内の充填剤(固定相)と溶離液(移動相)間で, 分析対象物の分離を行う技法である. 最も単純な装置の模式図を図1に示す. ポンプにより送液される溶離液中に, サンプルインジェクターにより試料を導入後, カラムで分離し, 検出器で測定する. カラムでは固定相と試料中各成分間の相互作用の差異により分離が行われ, その様式により分配・吸着クロマトグラフィー, イオン交換クロマトグラフィー, ゲルクロマトグラフィー, アフィニティークロマトグラフィー等に大別される. また, 充填剤の材質によりシリカゲル系, ポリマー系及びヒドロキシアパタイト系の3種類に分類され, 各々機械的強度が高い, 広いpH範囲で安定及び, 蛋白質等の生体高分子に対し独特の選択性を示す等の特長がある. |
Practice | 基礎医学・関連科学 |
Keywords |