Japanese
Title電気生理学的検査を用いた心室頻拍の診断と治療
Subtitle特集
Authors家坂義人*
Authors(kana)
Organization*土浦協同病院循環器内科
Journal循環制御
Volume10
Number2
Page187-195
Year/Month1989/
Article報告
Publisher日本循環制御医学会
Abstract「はじめに」1972年, Wellensらがカテーテル電極を用いた心臓電気刺激法により, VTの誘発および停止が可能であることを実証していらい1), 心室プログラム刺激法(programmed ventricular stimulation)を用いた臨床電気生理学的検査法が, VT患者の診断・治療に導入され, VTの発生機序, 発生部位の解明, およびVTに対する抗不整脈薬の効果の検討などにおいて, 著しい進歩を遂げた2)3)4). さらに新しい抗不整脈薬の開発, 抗頻拍ペースメーカー, 植え込み型除細動器, およびelectrical ablationなどのVTの電気的治療法の開発, また術中マッピングや冷凍凝固を用いたVT手術法の開発など, 治療面における進歩も著しい. しかしながら, VTは, 個々の症例の特異性および原疾患により, その形態, 持続性, 出現様式, 臨床症状さらに, 誘発・停止様式, ペーシング・薬物に対する反応などは多彩である. 本稿では, はじめにVTの定義, 分類などに触れ, VTの電気生理学的検査法の適応, 方法, 解釈を中心として, VTの診断および治療における最近の知見について概説する. 「VTの定義および分類」VTは持続様式から持続性(sustained), および非持続性(nonsustained)に, 形態から姿形性(monomorphic)および多形性(polymorphic)に分類される.
Practice基礎医学・関連科学
Keywords

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