Japanese
Title血液流動特性の測定とその問題点
Subtitle総説
Authors小川浩平*, 谷口興一**
Authors(kana)
Organization*東京工業大学工学部化学工学科, **東京医科歯科大学医学部霞ヶ浦分院
Journal循環制御
Volume11
Number3
Page311-319
Year/Month1990/
Article報告
Publisher日本循環制御医学会
Abstract「1. はじめに」血液は非ニュートン流体である. 血漿がニュートン流体であることから, 血液の非ニュートン性は懸濁している血球の存在に起因し, 血球が両面凹の円板状から流線形, 弾丸状にわたる変形あるいは配向などがその因子として挙げられている. これらの因子が血液の非ニュートン性に与える影響は, 血液を採血した後の時間経過は勿論のこと, 血液に他の物質, 例えば抗凝血薬などが添加されれば変化するのが当然である. したがって, 体内を流動する血液の非ニュートン性をはじめとする流動特性を明らかにする方法としては, 体内を流動している血液を直接測定することが最善の方法ということになる. しかし測定方法の問題もあって, 採血された血液を測定対象とせざるを得ないのが現実である. そこで抗凝血薬など他の物質を混入することなく採血し, 採血した後はできるだけ短時間のうちに流動特性を精確に測定することが要求されることになる. したがって血液の流動特性を測定する方法についての詳細な知見が必要となってくる. 以下では, 採血した後の血液の流動特性を測定する主たる方法を概観するとともに, それらの測定法の問題点などを明らかにすることにする.
Practice基礎医学・関連科学
Keywords

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