Japanese
Title第三回Trauma anesthesia and critical care symposium印象記
Subtitle関連学会印象記
Authors岡田和夫*
Authors(kana)
Organization*帝京大学医学部麻酔
Journal循環制御
Volume11
Number3
Page381-383
Year/Month1990/
Article報告
Publisher日本循環制御医学会
Abstractアメリカの麻酔学会も日本の学会の状況と同じようにsubspecialityを選んでcardiovascular anesthesia, pediatric anesthesiaなどの学会が創設されている. また麻酔科の活動分野が拡大してcritical care medicineの学会などへの参加もめざましい. 今回筆者らが参加した本シンポジウムがアメリカで新設されたのはこの流れに沿ったものでTrauma anesthesiaをアメリカの麻酔科医が重視してきたことと, 交通事故, 傷害事件の多発しているアメリカの国情を反映しているためかもしれない. 1988年5月に第一回のシンポジウムを開催してその9月にInternational trauma anesthesia and critical care societyが創立されたのである. 会長はペンシルバニや州立大Stene教授, 副会長はテキサス大Southwestern医学校のGiesecke教授, 事務長はMarylandのShock Trauma Centerの長であるDr.Grandeという構成である. 平成2年6月14日〜17日に第3回International Trauma Anesthesia and Critical Care Symposiumがアメリカ東海岸メリーランド州のバルチモアで開催された. Internationalの名がつくだけあってアメリカだけでなく西ドイツ, フランス, オーストラリアなどヨーロッパ各国から麻酔科医の参加者が次第に増えており, この学会の発展が期待できる雰囲気が感じられた.
Practice基礎医学・関連科学
Keywords

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