Japanese
Title遺伝子組換えヒトエリスロポエチンrecombinant human erythropoietin(EPOCH)
Subtitle薬剤紹介
Authors谷口興一*
Authors(kana)
Organization*東京医科歯科大学霞ヶ浦分院
Journal循環制御
Volume12
Number3
Page553-559
Year/Month1991/
Article報告
Publisher日本循環制御医学会
Abstract「1. 緒言」腎はrenal erythropoietin factor(REF)という酵素性物質を分泌するが, このREFは血中のα2グロブリン分画に存在するといわれている基質(erythropoietin precursor)に作用して赤血球産生促進因子であるerythropoietin(EPO)を生成する. 一方, 赤血球は身体の長灌骨中に存在する骨髄において赤芽球が成熟して産成される. 骨髄中には血球の母細胞である赤芽球, 骨髄芽球, 巨核球などに分化しえる幹細胞が存在し, この幹細胞はEPOの刺激によって赤芽球に分化する. さらに赤芽球は数回分裂して成熟し, 赤血球に成長する, すなわち, EPOは赤血球の分化・増殖を進め, 成熟を促す糖タンパク質である. 近年, 遺伝子工学技術の進歩により, 従来量的確保が不可能であった, 純化EPOの量産が確立され, 臨床応用が可能となった. 最近市販が許可され, 血液透析臨床に広く活用されている遺伝子組換えヒトエリスロポエチンrecombinant human erythropoietin(EPOCH)についてその概要を紹介する. 「2. EPOCHの構造と組織」EPOCHは中外製薬株式会社によって開発された遺伝子組換えヒトエリスロポエチン(recombinant human erythropoietin)である. EPOCHの構造の特徴は, タンパク質部分および糖鎖部分の構造と組成を分析することによって明らかにされた.
Practice基礎医学・関連科学
Keywords

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