Japanese
Title第10回日本蘇生学会
Subtitle関連学会印象記
Authors高折益彦*
Authors(kana)
Organization*川崎医科大学麻酔科
Journal循環制御
Volume12
Number4
Page749-750
Year/Month1991/
Article報告
Publisher日本循環制御医学会
Abstractつい30年前まで心臓マッサージといえば開胸式心マッサージのみが行われていた. しかしその後, Kouwenhovenによって閉胸式心マッサージが導入され, むしろ心臓マッサージは開胸式のみであるかのごとき印象を与えるに至った. しかし開胸式心マッサージの効果が閉胸式のそれに比して優れていることは衆人の認めるところであり, Am.Med.Assoc.の心肺蘇生の指針にも銘記されている. 今回の蘇生学会においても本法がリバイバルのごとく見直され, 本法によって蘇生させ得たと思われる報告が散見された. そしてDOA例に関しては直ちに本法を採用するという施設(東女医救命セ)も現れて来ている. DOAの蘇生は非常に困難で, さらに社会復帰は0.5%程度といわれるが, ある意味で"循環制御"の将来のテーマとなりうるものかも知れない. すでにSafarらは心肺蘇生に体外循環をstand byさせておいて用いることを行っている. これに関連した実験的研究が札幌医大救急集中治療部から報告され, 体外循環併用の有効性が評価された. 教課書的に長期間副腎皮質ホルモン投与を受けていた患者の手術時には"steroid cover"を行うように教示されている. しかし実際にその必要性があるのであろうか? 東京警察病院からの発表で, 副腎摘出後のステロイド投与で心肺蘇生に成功した例が報告されていた.
Practice基礎医学・関連科学
Keywords

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