Japanese | |
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Title | マルチパラメーター血行動態モニター |
Subtitle | 機器紹介 |
Authors | 泉貴文, 田中一彦 |
Authors(kana) | |
Organization | 近畿大学医学部麻酔科学教室 |
Journal | 循環制御 |
Volume | 13 |
Number | 2 |
Page | 317-318 |
Year/Month | 1992/ |
Article | 報告 |
Publisher | 日本循環制御医学会 |
Abstract | 「はじめに」近年, 心疾患や呼吸機能障害を有する患者において, 右心系機能の連続的なモニターとしてSwan-Ganzsカテーテルを利用した右室駆出率(RV Ejection Fraction:RVEF)の測定が注目されている. このRVEF測定方法は基本的に熱希釈方法を利用したものであり, RI angiographyによるRVEFともよく相関し, 特に重症患者においてその非侵襲性が高く評価されている1),2). また, パルスオキシメータによるSpO2と混合静脈血酸素飽和度モニターによるSvO2を同時に測定することにより, 新しい酸素利用度のモニタリング方法である"Dual oximetry"を算出することができる. 今回, エドワーズ社によって開発されたマルチパラメーター血行動態モニター(Explorer:モデルEXP-N:写真1)は熱希釈法による心拍出量, RVEF, SpO2およびSvO2を測定し, 内蔵したコンピューターによって各種血行動態パラメーターと酸素利用度パラメーターを測定することが可能となった. |
Practice | 基礎医学・関連科学 |
Keywords |