Japanese | |
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Title | 交感神経活動の測定法について(第1回) |
Subtitle | 講座 |
Authors | 小山省三 |
Authors(kana) | |
Organization | 信州大学医学部第2生理学教室 |
Journal | 循環制御 |
Volume | 13 |
Number | 3 |
Page | 485-490 |
Year/Month | 1992/ |
Article | 報告 |
Publisher | 日本循環制御医学会 |
Abstract | 〈第1回内容〉[1. はじめに][2. 交感神経活動測定の基礎事項][3. 測定方法に関する環境設定][a)雑音の除去][b)機材の組合せ]「1. はじめに」生体の各臓器の血流量の調節やそれぞれの臓器のもっている特殊な機能は, 自律神経系ならびに内分泌系のホルモンによって調節され, 生体全体としての正常な恒常性が維持(ホメオスターシス)されていることはよく知られている. このような心血管反応などのさまざまな機能に対する自律神経系の影響を検討する際には, 古くから神経切除実験でその神経の役割を検討する方法やまた血管抵抗などの指標を利用して自律神経系の役割を間接的に検討する方法, さらには血液中のカテコラミン(特にノルエピネフリン濃度)を測定することによって交感神経活動は間接的に評価されてきている. しかし末梢静脈からの採血による全身の血中ノルエピネフリンの濃度から各臓器の交感神経活動について検討をすることはさまざまな問題点を含んでいる. |
Practice | 基礎医学・関連科学 |
Keywords |