Japanese
Title不安定狭心症における無症候性心筋虚血と治療
Subtitle特集 シンポジウム =無症候性心筋虚血の治療をめぐって=
Authors深見健一
Authors(kana)
Organization岩手医科大学第2内科
Journal循環制御
Volume14
Number1
Page25-28
Year/Month1993/
Article報告
Publisher日本循環制御医学会
Abstract「はじめに」不安定狭心症の薬物治療開始後にみられる無症候性心筋虚血発作が予後不良の徴であることは, すでにいくつかの報告によって明らかにされている. その予後の改善のためには症候性(painful ischemia, PI)のみならず, 無症候性心筋虚血(SMI)をも減少させるような治療が必要と考えられ, 種々の薬剤による治療の試みがなされている. 硝酸薬の持続点滴やβ遮断薬, カルシウム拮抗薬などにより不安定期のPI, SMIが減少し, 急性期予後が改善したとの報告もあるが, いまだ病態ごとの確かな治療法が確定されたわけではない. さらに, 不安定狭心症におけるSMIの成因, 不安定化機序との関連, 急性期および慢性期心事故との関連などはいまだに不明であり, 残されている問題が多い. 本シンポジウムでは, 著者らが以前に多施設共同で行なったNicorandil(NCR)点滴静注療法の成績を, SMIという点から再検討した結果を報告し, あわせて不安定狭心症におけるSMIの発生頻度, 予後, 治療に関する文献的考察を述べることとする.
Practice基礎医学・関連科学
Keywords

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