Japanese |
Title | 強心薬の運動耐容能に及ぼす影響 |
Subtitle | 特集 シンポジウム [I] 運動能から見た心不全〈第2回循環器セラピューティックフォーラムから〉 |
Authors | 松本晃裕*, 百村伸一*, 横山郁夫*, 大谷余志*, 芹澤剛*, 飯塚昌彦** |
Authors(kana) | |
Organization | *東京大学第2内科, **独協医科大学第1内科 |
Journal | 循環制御 |
Volume | 14 |
Number | 4 |
Page | 439-444 |
Year/Month | 1993/ |
Article | 報告 |
Publisher | 日本循環制御医学会 |
Abstract | 強心薬は心拍出量増大や肺毛細管圧低下などの血行動態の改善をもたらすが, それが運動耐容能に及ぼす影響については単に血行動態の改善がもたらす効果のみならず, 全身的レベルにおいてのdeconditioningからの回復が2次的に運動耐容能を改善するという機序も考えられている. そうした全身的な機序も含めた強心薬の運動耐容能に及ぼす影響を検討するため, pimobendan(UDCG 115-BS)の急性効果と慢性効果の結果について述べる. 「1. Pimobendan(UDCG 115-BS)の急性効果」近年新しい心不全治療薬の薬効評価においてATを始めとする呼気ガス分析指標の重要性が認識されるようになってきた1-4). 新しい経口強心薬で収縮蛋白のCa2+感受性を亢進する作用とphosphodiesterase阻害作用を合わせ持つpimobendanが安静時において心機能を改善することは知られている5-6). |
Practice | 基礎医学・関連科学 |
Keywords | |