Japanese | |
---|---|
Title | アドレノセプター研究の最近の進歩 |
Subtitle | 特集 誌上シンポジウム ―レセプターをめぐって― |
Authors | 遠藤政夫 |
Authors(kana) | |
Organization | 山形大学医学部薬理学教室 |
Journal | 循環制御 |
Volume | 15 |
Number | 1 |
Page | 2-9 |
Year/Month | 1994/ |
Article | 報告 |
Publisher | 日本循環制御医学会 |
Abstract | 「はじめに」非常に多岐にわたる循環器系の制御は細胞外情報伝達物質(神経伝達物質, オータコイド, ホルモンなど)による細胞膜外側表面に存在するレセプター刺激により始動される. 循環器系の調節に関与するレセプターはシグナル共役タンパクであるGTP結合タンパク(Gタンパク)を活性化することによってこれらの細胞外伝達物質によるシグナルを細胞内に伝達する. これらのレセプターはGタンパク共役型レセプターと呼ばれる. 循環器系の調節に関与しているレセプターの中でアドレノセプターは活性化およびその調節範囲の広さでもっとも重要なレセプター系である. 「I. アドレノセプターの歴史」Ahlquistは1948年に各種の臓器の交感神経アミンに対する反応性の相違からアドレノセプター(AR)をαとβレセプターに分類した1). その後βARはさらにβ1ARとβ2ARに亜分類され2), αARもα1ARとα2ARに亜分類された3). |
Practice | 基礎医学・関連科学 |
Keywords |