| Japanese | |
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| Title | 時間的制御と冠動脈疾患 |
| Subtitle | 総説 |
| Authors | 田村康二 |
| Authors(kana) | |
| Organization | 山梨医科大学第2内科 |
| Journal | 循環制御 |
| Volume | 15 |
| Number | 1 |
| Page | 65-74 |
| Year/Month | 1994/ |
| Article | 報告 |
| Publisher | 日本循環制御医学会 |
| Abstract | これ迄は冠動脈疾患に対し如何に診断し治療するか?(How to?)を検討して来た. これに加えて何時診断し治療するか?(When to?)という"時間"も重要である事が以下の3点から分ってきた. (1)機能評価には様々な時間軸を必要とする. 冠動脈疾患では障害された冠動脈並びに心筋細胞の機能回復が主たる治療目標である. この機能の評価の時間軸にはこれ迄せいぜい1時間以内の単位をとってきた. しかし24時間(カーカディアン)以上の長時間にわたって評価する意義が明らかになってきた. (2)冠動脈疾患の発生並びにその進展は時間的に変動即ち時間的"clustering"があることが分ってきた. (3)冠危険因子が個体に集中している即ち個体内"clustering"があることも分ってきた. この冠危険因子の大きさが時間的に変動し互いに依存し合い重積の重合して冠動脈疾患を発生させてくる. と考えられるようになってきた. |
| Practice | 基礎医学・関連科学 |
| Keywords | |