Japanese
Title治療学への国際貢献
Subtitle巻頭言
Authors北畠顕
Authors(kana)
Organization北海道大学医学部循環器内科
Journal循環制御
Volume15
Number2
Page175-175
Year/Month1994/
Article報告
Publisher日本循環制御医学会
Abstractわが国が経済大国と言われるようになってから久しい. 医学の分野も例外ではない. 最近では国際学会に出席しても日本からの演題数は過去に比べて飛躍的に増加している. 循環器の領域でもエンドセリンや心房由来Na利尿ペプチドなど日本で発見されCitation indexのトップランキングに位置する研究も多くなっている. 日本は応用研究のみで基礎研究には余り力を注いでいないのではないかとの指摘はもはや適切ではないと思える程である. しかし, 眼を治療に転ずるとわが国の現況はやはり超輸入過多であるように思える. このような状況の中で, わが国もその国際的立場にふさわしい貢献をなすべきであるとの声が昂まっている. 慢性心不全に対する治療が最近大幅に見直されようとしている. 従来, 心不全は心臓ポンプ機能の失調として力学的側面が強調され, その治療も血行力学的な異常を是正することに主眼が置かれてきた. ジキタリス製剤やカテコラミンを主とする心収縮力増強, 血管拡張薬による後負荷軽減, 利尿薬や輸液による心室拡張末期容積の制御などである.
Practice基礎医学・関連科学
Keywords

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