Japanese
Titleジアゼパム, フェンタニールによる開心術の麻酔管理
Subtitle特集 シンポジウム (第14回日本循環制御医学会総会から) 特集II
Authors畔政和, 越中秀和, 内田整
Authors(kana)
Organization国立循環器病センター麻酔科
Journal循環制御
Volume15
Number2
Page230-235
Year/Month1994/
Article報告
Publisher日本循環制御医学会
Abstract「はじめに」国立循環器病センター麻酔科での開心術の麻酔は, 1981年頃より, 今までのモルヒネ麻酔に変わってジアゼパム, フェンタニール麻酔を行ってきた. 麻酔薬の種類はほとんど変わる事はなかったが, 麻酔管理の細部においては変遷を重ねた. そこで, 開心術の麻酔管理を述べるに当たって, 開心術の一般的な麻酔の代表として虚血性心疾患における大動脈−冠動脈バイパス手術(以下CABG)を取り上げた. CABGは症例数も多く麻酔管理も均一化しており, 他の報告も多い. 麻酔管理のスタンダードとして適切な対象疾患であり, その変遷を述べることにより麻酔管理の実際を示すことができると考えた. 「1. 対象および方法」国立循環器病センター麻酔科において, 1986年から1992年までの7年間の総麻酔症例の年平均は1,469例で, その内CABGは年平均116例であった. そこで, 全てを網羅すると煩雑となるので, 6年間隔の1980年, 1986年, 1992年の3か年を選び, 麻酔管理を比較することにした.
Practice基礎医学・関連科学
Keywords

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