Japanese | |
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Title | 心大血管奇形を合併した小児外科手術症例の検討 |
Subtitle | 特集 第15回日本循環制御医学会総会より |
Authors | 鎌田振吉, 澤井利夫, 臼井規朗, 奥山宏臣, 岡田正 |
Authors(kana) | |
Organization | 大阪大学小児外科 |
Journal | 循環制御 |
Volume | 15 |
Number | 4 |
Page | 537-540 |
Year/Month | 1994/ |
Article | 報告 |
Publisher | 日本循環制御医学会 |
Abstract | 「はじめに」今回のシンポジウムのテーマである「心疾患を有する小児患者の非心臓手術の周術期管理」の問題は, 小児外科領域において1970年代後半より「心奇形を有する新生児外科症例の管理」として問題にされてきた部分と大いに重複するものと思われる. 心大血管奇形を合併する新生児外科症例の治療成績は, 従来, 必ずしも良好でなく, 我々はこれまで種々の検討を行ってきた. その結果, 治療成績の向上には特に肺血流量の増加をきたす心奇形に注意を要すること, また心奇形合併症例に対し, その早期診断, 投与水分量の制限, 肺血管抵抗の低下を惹起する過剰酸素投与の防止, カテーテル敗血症を始めとする感染症の予防, また手術術式として早期にTPN管理より離脱できるよう, 一般外科手術を優先すること等が重要であることを報告し, 1982年より心臓超音波検査, 生後1週間以内での水分制限, Aラインの確保, 厳重な中心静脈カテーテル管理を全新生児外科症例に対し行い, また手術術式の選択に当たっては早期にTPN管理より離脱できるよう配慮するといった管理方式を励行してきた1-2). |
Practice | 基礎医学・関連科学 |
Keywords |