Japanese
Title先天性心疾患児, 姑息手術後非心臓手術時の麻酔管理
Subtitle特集 第15回日本循環制御医学会総会より
Authors堀本洋*, 水口千寿*, 酒井宏明*, 金井優典*, 高野智子*, 水嶋章郎**, 半澤浩一***
Authors(kana)
Organization*静岡県立こども病院麻酔科, **順天堂大学麻酔学教室, ***順天堂大学付属浦安病院麻酔科
Journal循環制御
Volume15
Number4
Page548-552
Year/Month1994/
Article報告
Publisher日本循環制御医学会
Abstract「はじめに」先天性心疾患児に対しては緊急避難的に姑息的手術が行われた後に根治術が施行される場合も多い. その後根治術を待つ間に他の疾患で全身麻酔を受けざるを得ないこともある. その時患児の心疾患は重篤な状態は脱しているものの, 決して正常の循環動態とは言えず麻酔科医は個々の循環動態を把握しておかなければならない. そこで静岡県立こども病院における最近5年間に行われた姑息手術後の非心臓手術時の麻酔管理について調べた. その症例の中から今後の麻酔管理に役立つ点を拾い出し検討すると共に, 問題があったと思われる1症例を呈示し考察したので今後の麻酔管理向上の糧にしていただければ, と考える. 「対象と方法」1989年1月から1993年12月までの5年間に行われた姑息術後非心臓手術を受けた生後1ヵ月から13歳までの26例を対象とした. なお前回行われた心臓手術の一部として行われるような例えば胸骨閉鎖術あるいは閉創術やペースメーカー植え込み術などはたとえ形成外科医など他科医が術者になろうとも対象とはしなかった.
Practice基礎医学・関連科学
Keywords

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