Japanese | |
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Title | 不安定狭心症患者の非心臓手術の麻酔管理 |
Subtitle | 特集 |
Authors | 鈴木英弘*, 角田千治*, 野村実 |
Authors(kana) | |
Organization | *東京女子医科大学麻酔科学教室 |
Journal | 循環制御 |
Volume | 16 |
Number | 1 |
Page | 4-8 |
Year/Month | 1995/ |
Article | 報告 |
Publisher | 日本循環制御医学会 |
Abstract | 「不安定狭心症」不安定狭心症は心筋梗塞発症の危険性が高い狭心症で, 我国では一般にアメリカ心臓学会(AHA)の定義に準じて定義されている(表1)1). しかし, この定義では薬物治療で容易に安定化するものから薬物治療に抵抗するものまで含まれ, 重症度の指標として適していない. Braunwaldが提唱した分類(表2)2)は薬物治療に対する反応性も含め重症度をよく反映し, 治療方針の参考になる. また, 表3は当院循環器内科における重症不安定狭心症の基準で, 当院ではここに挙げた一項目でも該当する場合は重症不安定狭心症として治療を開始している. 不安定狭心症は詳細な病歴の聴取から診断可能で, これに発作時の心電図が加わると確定出来るが, 心電図上ST-T変化が認められない場合も多い. 診断されたら直ちに入院, 安静とともに薬物治療が開始される3),4). 治療は冠拡張薬の点滴静注で, 第一選択は硝酸薬, さらにカルシウム拮抗薬, ニコランジルなどが使用される5),6). 発作のある不安定期には運動負荷試験は禁忌で, 症状が落ち着いて3-4週たてば行われる. |
Practice | 基礎医学・関連科学 |
Keywords |