Japanese | |
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Title | WPW症候群の電気生理とカテーテル・アブレーション |
Subtitle | 講座 |
Authors | 野上昭彦 |
Authors(kana) | |
Organization | 群馬県立循環器病センター循環器内科 |
Journal | 循環制御 |
Volume | 16 |
Number | 3 |
Page | 382-386 |
Year/Month | 1995/ |
Article | 報告 |
Publisher | 日本循環制御医学会 |
Abstract | 「はじめに」WPW症候群は今世紀初頭Wolff, Parkinson, Whiteらによって発見された症候群1)であり, その特異な心電図波形とそれに伴う頻脈性不整脈からさまざまな研究がなされてきた. 特に電極カテーテルを用いた臨床心臓電気生理学検査が導入されてからは, その原因および頻脈性不整脈の機序の解明に拍車がかかった. 換言すれば, 近年の臨床心臓電気生理学の発展の要因はWPW症候群にあったと言っても過言ではない. さらにWPW症候群に関する近年一番のトピックと言えば, その根治療法であるカテーテル・アブレーションの登場である. この治療法は臨床心臓電気生理学検査をさらに発展させて, この症候群の根治治療を行うことを可能にさせたものである. ここではWPW症候群の原因, 合併する頻脈性不整脈の機序とカテーテル・アブレーションの方法について簡単に述べたいと思う. 「WPW症候群とは」正常伝導系では心房と心室を電気的に結ぶ経路は房室結節からHis束に至る1本の道である. |
Practice | 基礎医学・関連科学 |
Keywords |