Japanese
Title第17回日本麻酔・薬理学会
Subtitle関連学会印象記
Authors高折益彦
Authors(kana)
Organization川崎医科大学麻酔科学教室
Journal循環制御
Volume16
Number3
Page398-399
Year/Month1995/
Article報告
Publisher日本循環制御医学会
Abstract第17回日本麻酔・薬理学会は去る平成7年6月30日から2日間にわたり東京産経ホールにて, 日本医科大学麻酔科学教授小川龍会長のもと開催された. 今回の主題は“血管内皮細胞の薬理と麻酔”であった. これを反映して第1会場では2日間, 特別講演, 基調講演, Up to Date講演が全てこのテーマに関して行われた. しかし, その他招待講演が5題と薬剤シンポジウム2題が第2会場にて, そして第3, 第4会場で合計119題の一般演題の発表があり非常に盛会であった. 無論これらの多くの講演を1人で聴くことは不可能で私は専ら第1会場にて聴いていた. まず特別講演として“Molecular genetic dissection of the endothelin system”と題して現在ではTexas, DallasのHoward Hughes Medical Instituteで研究されておられる柳沢正史先生が講演をされたことを述べるべきであろう. 柳沢先生は衆知のごとく, 以前筑波大学医学部で内皮細胞の培養液中から血管を収縮させるペプタイド(endothelin)を抽出された方であり, その業績はノーベル賞に価するといわれている.
Practice基礎医学・関連科学
Keywords

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