Japanese | |
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Title | 司会のまとめ |
Subtitle | 特集 第16回日本循環制御医学会総会 若手研究者によるシンポジウム「麻酔と循環」 |
Authors | 小川龍 |
Authors(kana) | |
Organization | 日本医科大学麻酔科学教室 |
Journal | 循環制御 |
Volume | 16 |
Number | 4 |
Page | 467-467 |
Year/Month | 1995/ |
Article | 報告 |
Publisher | 日本循環制御医学会 |
Abstract | 防衛医大の唐沢富士夫先生は「吸入麻酔薬とEDRF/NO」と題して発表を行った. 摘出血管を用いた研究では麻酔薬は内皮依存性の血管弛緩を抑制する作用がある. ハロタンはブラデイキンやADPによる培養内皮細胞よりEDRF/NOの遊離には影響を与えず, NOの安定性やguanylate cyclaseの抑制に働くと考えた. またin vivoでは吸入麻酔薬は血管拡張を示す. この解離を明らかにするため, 脊髄破壊ラットにNOS阻害薬のL-NAMEを処置したモデルを用いて, ハロタンがL-NAMEの血圧上昇作用を抑制することより内皮依存性の過分極因子(endothelium derived hyperpolarization factor)の役割がつよいと推定した. このような研究は内皮関連の物質(EDCF, EDRF, EDHF)と麻酔薬の相互関係を解析する手法を示し大変興味深いものであった. 札幌医大の土田英昭先生は「吸入麻酔薬の血管平滑筋へ及ぼす影響―細胞内Ca2+濃度の変動」と題して, 吸入麻酔薬の細胞内Ca2+濃度に与える影響を発表した. |
Practice | 基礎医学・関連科学 |
Keywords |