Japanese
Title第19回ショック学会(アメリカ)印象記
Subtitle関連学会印象記
Authors岡田和夫
Authors(kana)
Organization帝京大学医学部麻酔学教室
Journal循環制御
Volume17
Number3
Page426-426
Year/Month1996/
Article報告
Publisher日本循環制御医学会
Abstractショックの研究は日進月歩であることを今回の学会でつくづく教えられた. 1970年はhemodynamic monitoring, 1980年はmonoclonal antibody, 1990年代はgene expressionの時代だと云はれたが, 一年でがらっと発表が変るのがまざまざとわかった. 6月2日〜5日にミシガン州のTraverse cityで開催されたが, Molecular Biologyのテーマがon paradeであった. Gene expressionが実験データに示されるのがあたりまえになったが, 敗血症ショック・モデルでのTNF, IL-1, IL-8などについてのgene expressionの研究は理解できるが, 出血ショックでの高血糖の機序についても解糖系の律速酵素のgene expressionがポスターでも示されていた. シンポジウムは1. Ischemia and reperfusion(I/R). Clinical and microcirculatory viewsのテーマでI/Rが臨床でも今後も問題になる点であることが微少循環の基礎的データのつみ重ねから示された.
Practice基礎医学・関連科学
Keywords

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