Japanese
Titleイソフルラン麻酔時の循環抑制への対処
Subtitle特集 シンポジウム(II)「麻酔時の循環制御―私ならこうする―」
Authors小田利通, 川崎孝一
Authors(kana)
Organization鹿児島大学医学部麻酔・蘇生学教室
Journal循環制御
Volume17
Number4
Page514-517
Year/Month1996/
Article報告
Publisher日本循環制御医学会
Abstractイソフルラン麻酔時, 臨床的に問題となる循環変動として頻脈と低血圧があり, イソフルランは循環動態に対し促進と抑制の2面性を有する. 頻脈, 低血圧は一般的には心筋虚血等を誘発する可能性があり不利な作用と考えられるが, 頻脈は一回心拍出量の減少による心拍出量の減少を代償し, また低血圧の原因となる血管拡張作用により末梢血流が維持され, 一方では利点ともなっている. ただし, 頻脈と低血圧が過度になれば, 適切に対処する必要があることは言を待たない. そこでイソフルラン麻酔時の体循環変動に対する適切な対処法をイソフルランの循環作用をもとに考えたい. 「心臓・血管に対する直接作用」1)心臓への作用 (1)摘出心筋を用いた心収縮性への影響 摘出心筋を用いて心筋の収縮性への直接の影響をみた研究では1〜3), イソフルランは濃度依存性に有意に収縮性を抑制することが報告されている(peak tension, Vmaxの低下). 他の揮発性麻酔薬との比較では, equipotentな比較は困難で報告者によって違いはあるが, 傾向としてはハロタン, エンフルランよりは軽度で1,2), セボフルランより強い3)ようである.
Practice基礎医学・関連科学
Keywords

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