Japanese | |
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Title | 肺血栓塞栓症の治療―下大静脈フィルター― |
Subtitle | 機器紹介 |
Authors | 丹羽明博 |
Authors(kana) | |
Organization | 武蔵野赤十字病院循環器内科 |
Journal | 循環制御 |
Volume | 18 |
Number | 1 |
Page | 121-125 |
Year/Month | 1997/ |
Article | 報告 |
Publisher | 日本循環制御医学会 |
Abstract | 「はじめに」肺血栓塞栓症(以下PTE)の治療の原則は線溶抗凝固療法であるが, 本症の大多数は下肢ないし骨盤内の深部静脈血栓に由来することが知られている. そのため静脈から肺動脈への血栓栓塞を予防する下大静脈フィルター(以下IVC-F)はPTEの治療の一手段として大きな意義が認められている. 本稿では現在使用可能なIVC-Fの紹介と著者が考えている適応について述べるとともに, 自施設で導入している体外式(一時的)IVC-Fについて紹介する. 「下大静脈フィルター(埋め込み式)」1. 種類と使用方法 平成8年12月現在, 本邦で使用可能な埋め込み式のIVC-FはGreenfieldフィルター(Boston Scientific), Guntherフィルター(Cook), Bird Nestフィルター(Cook)およびVenaTechフィルター(Sheenman)の4種類(図1)であり, 保険適応はGreenfieldフィルターとVenaTechフィルターで認められている. |
Practice | 基礎医学・関連科学 |
Keywords |