Japanese | |
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Title | 自律神経研究における麻酔薬選択の重要性 |
Subtitle | 総説 |
Authors | 和泉博之 |
Authors(kana) | |
Organization | 東北大学歯学部生理学教室 |
Journal | 循環制御 |
Volume | 18 |
Number | 3 |
Page | 341-351 |
Year/Month | 1997/ |
Article | 報告 |
Publisher | 日本循環制御医学会 |
Abstract | 「はじめに」自律神経の節前線維の細胞体は, 交感神経では脊髄の胸髄と腰髄に存在し, 副交感神経では中脳, 延髄, 仙髄に存在し, 共に効果器である臓器に達するまでにそれぞれの神経節で一度ニューロンを交代する(副腎髄質は例外で, そのものが交感神経節後繊維の巨大化した臓器)1). 臓器に対する自律神経系の役割は, 各神経の節前線維や節後線維を末梢性に電気刺激することによって単純に調べることができるように考えられる. しかしながら, これら自律神経は脊髄神経や脳神経と混在しているために自律神経のみを選択的に電気刺激することは不可能である. 又この方法の場合, 反射的に自律神経系に影響を与える感覚情報や, 中枢レベルの反応についての研究は全くできない. そこで古くから末梢体性神経等を求心性に刺激して自律神経を興奮させる方法, 即ち体性-自律神経反射を用いた方法で自律神経の研究が行なわれてきている. |
Practice | 基礎医学・関連科学 |
Keywords |