Japanese | |
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Title | 司会の言葉 |
Subtitle | 特集 第18回日本循環制御医学会総会ワークショップ6「ショックをめぐる諸問題」 |
Authors | 大下修造*1, 平川方久*2 |
Authors(kana) | |
Organization | *1徳島大学医学部麻酔学教室, *2岡山大学医学部麻酔・蘇生学教室 |
Journal | 循環制御 |
Volume | 18 |
Number | 4 |
Page | 507-507 |
Year/Month | 1997/ |
Article | 報告 |
Publisher | 日本循環制御医学会 |
Abstract | 第18回日本循環制御医学会総会において, 徳島大学医学部麻酔学教室, 大下修造と岡山大学医学部麻酔・蘇生学教室, 平川方久とが, ワークショップ(6)「ショックをめぐる諸問題」の座長を担当した. 坂本篤裕先生(日本医科大学麻酔科学教室)には「各種ショックモデル摘出心の収縮力特性」と題して, 各種ショック時の心機能の変化を, カテコラミン反応性, あるいは一酸化窒素(NO)という観点から発表してもらった. 各種ショック状態(敗血性ショック, 出血性ショック, 腸管虚血再灌流)の後に摘出したラット心臓をランゲンドルフ法で灌流し, とくにNOという観点から心機能の変化を比較検討した研究結果が興味深かった. 敗血性ショックの病態の一つとしてNOの過剰産生が関与しているということはよく知られているが, 腸管虚血再灌流時に産生されるNOの中には, 心臓に対して保護的に作用しているものもあるという研究結果は興味あるものであった. |
Practice | 基礎医学・関連科学 |
Keywords |