Japanese
Title静脈還流抵抗の恒常性とショック
Subtitle特集 第18回日本循環制御医学会総会ワークショップ6「ショックをめぐる諸問題」
Authors畑中哲生*1, 津島正憲*1, 伊福弥生*2, 佐多竹良*2, 田中義文*3, 重松昭生*2
Authors(kana)
Organization*1新小倉病院麻酔科, *2産業医科大学麻酔学教室, *3京都府立医科大学麻酔学教室
Journal循環制御
Volume18
Number4
Page513-519
Year/Month1997/
Article報告
Publisher日本循環制御医学会
Abstract静脈還流曲線は1955年にGuyton AC1)らによって提唱された概念で, 血管系の特性をあらわす指標の1つである. 彼らは, 体外循環下のイヌモデルを用いて静脈還流量(心拍出量)を変化させ, 中心静脈圧と静脈還流量の関係がほぼ直線的であることを示した(図1). 静脈還流量が0になるときの中心静脈圧が平均循環充満圧(mean circulatory filling pressure ; MCFP)であり, 静脈還流抵抗(resistance to venous return ; RVR)は, 静脈還流曲線の直線部分の傾き(脚註)として定義される. 以後, 静脈還流曲線は心・血管系の相互作用が心拍出量に与える影響を解析する手段として頻用されてきた. 静脈還流曲線を規定する2つの因子のうち, MCFPは血管の容量と血液量により決定される量で, 負荷血液量/全血管コンプライアンスとして計算できる.
Practice基礎医学・関連科学
Keywords

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