Japanese | |
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Title | 冠動脈血行再建術の現状と展望 |
Subtitle | 特集 第18回日本循環制御医学会総会ワークショップ1「Coronary Interventionの最前線」 |
Authors | 代田浩之*1, 太田洋*1, 横井尚*1, 山口洋*1, 高澤賢二*2, 渡辺隆*2, 笹栗志朗*2, 細田泰之*2 |
Authors(kana) | |
Organization | *1順天堂大学医学部循環器内科, *2順天堂大学医学部胸部外科 |
Journal | 循環制御 |
Volume | 19 |
Number | 1 |
Page | 46-49 |
Year/Month | 1998/ |
Article | 報告 |
Publisher | 日本循環制御医学会 |
Abstract | 「はじめに」冠動脈バイパス術(CABG)が開始されて30年, 経皮的冠動脈形成術(PTCA)が開発されて20年が経過し, 両治療法の良好な短期及び長期成績が報告される一方で, 限界も明らかとなってきた. それぞれの限界を克服するべく, 最近, 新しい技術や器具が開発され, 冠動脈血行再建術は新しい時代を迎えようとしている. この報告では, 現在のわが国における冠血行再建術の現状を我々の施設のPTCAとCABGの成績を例に取りながら報告し, 冠血行再建術の新しい治療法の今後の役割について論議したい. 「PTCAとCABGの施行頻度」わが国のCABGは年間約1万数千例, PTCAはその約8倍であり, その差は年々開いて行く傾向にある(Figure 1). この比率は欧米諸国と比べると, PTCAの比率が圧倒的に高いが1), 日本の中でもPTCAとCABGの割合には施設間に大きな差がある. たとえば我々の施設でのPTCAとCABGの症例数はFigure 2に示すようにPTCA数が次第に増加しているものの, その比は1996年でもPTCA/CABG=1.5にすぎない. |
Practice | 基礎医学・関連科学 |
Keywords |