Japanese | |
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Title | Minimally Invasive Direct Coronary Artery Bypass Grafting(MIDCAB)の適応と今後の課題 |
Subtitle | 特集 第18回日本循環制御医学会総会ワークショップ1「Coronary Interventionの最前線」 |
Authors | 林一郎, 細田泰之 |
Authors(kana) | |
Organization | 順天堂大学胸部外科 |
Journal | 循環制御 |
Volume | 19 |
Number | 1 |
Page | 55-58 |
Year/Month | 1998/ |
Article | 報告 |
Publisher | 日本循環制御医学会 |
Abstract | 「はじめに」低侵襲を目的とした心拍動下冠状動脈バイパス術が, 内視鏡の利用1), 左小開胸2, 3), 胸骨小切開4), 傍胸骨切開5)等様々な工夫を加えられてMinimally Invasive Direct Coronary Artery Bypass Grafting(MIDCAB)として行われるようになってきた. この手術で安定した成績を得るためには適切な症例の選択, 外科的な手術の工夫および術中の適切な管理が必要となる. そこで林らがイタリアのキエチ大学病院に留学した際に行われたMIDCABの適応と手術方法を述べ, 手術適応と術中管理に関して今後の課題を検討した. 「患者背景」1995年8月より1996年2月までにキエチ大学病院で行われた左小開胸心拍動下バイパス術症例は100例で, 患者背景を表1に示した. 再手術は3例で, 緊急手術の4例は全例ステントなどカテーテルインターペンション後の急性閉塞例であった. |
Practice | 基礎医学・関連科学 |
Keywords |