Japanese | |
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Title | VTRとコンピュータ連動による腎微小循環の評価 |
Subtitle | 特集 第18回日本循環制御医学会総会サテライトシンポジウム「循環不全の病態解明への新しい技術」 |
Authors | 林晃一, 松田洋人, 長浜貴彦, 小沢裕理, 猿田享男 |
Authors(kana) | |
Organization | 慶應義塾大学医学部内科 |
Journal | 循環制御 |
Volume | 19 |
Number | 2 |
Page | 179-185 |
Year/Month | 1998/ |
Article | 報告 |
Publisher | 日本循環制御医学会 |
Abstract | 「はじめに」腎臓の重要な機能である血液濾過は糸球体で営まれているが, その前後に存在し腎血管抵抗の中心的役割を果たしている輸入・輸出細動脈は, 各々の血管抵抗を別個に調節することにより糸球体内圧のコントロールを行っている. すなわち, 輸入細動脈と輸出細動脈とでは, 血管作動物質あるいは刺激に対する反応が異なっており, これにより糸球体内圧の調節を行い, その結果として糸球体濾過量を微細にコントロールし, 体液のバランスを図っている. したがって, 輸入・輸出細動脈の特性を評価することは腎機能を調節するという観点からも重要な課題である. 従来腎循環の観察法として, 腎全体としての機能評価により行われていた. しかしながら, 糸球体の前後に存在する細動脈の反応性が, 種々の血管刺激に対して異なる反応を示すことが推定されることより, 輸入・輸出細動脈の反応を直接評価することが必要である. しかしながら, 腎微小循環を直接観察することは, 周囲に存在する尿細管により困難を極める. |
Practice | 基礎医学・関連科学 |
Keywords |