Japanese | |
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Title | 大動脈脈波速度に関する臨床検討 |
Subtitle | 特集 第18回日本循環制御医学会総会サテライトシンポジウム「循環不全の病態解明への新しい技術」 |
Authors | 三枝宏彰 |
Authors(kana) | |
Organization | 帝京大学医学部附属市原病院麻酔科 |
Journal | 循環制御 |
Volume | 19 |
Number | 2 |
Page | 192-195 |
Year/Month | 1998/ |
Article | 報告 |
Publisher | 日本循環制御医学会 |
Abstract | 「はじめに」生活の欧米化や人口の高齢化に伴い動脈硬化性病変を有する患者は増加している. そしてそのような患者を麻酔する際には麻酔薬の投与や血管内容量の変化に伴う血圧の変動が大きいということをしばしば経験する. しかし術前に動脈硬化性病変の程度を判定しそのリスクを予想する方法は確立されていない. そこで動脈硬化症の程度と相関があるといわれている大動脈脈波速度を用いて周術期の患者で大動脈脈波速度を測定し, その意義を検討した1〜5). 大動脈脈波速度の有用性を検討するために, まず大動脈のコンプライアンスと大動脈脈波速度との関係を調べ, そして大動脈脈波速度が速い症例では, 体外循環中に血圧変動はどうであるかを調べてみた. 「方法」1)対象 人工血管置換前後での大動脈脈波速度を測定では閉塞性動脈硬化症に対して大動脈大腿動脈バイパス術を施行した患者が2例, 腎動脈下腹部大動脈瘤に対してY-グラフト置換術を施行した患者が5例であった. |
Practice | 基礎医学・関連科学 |
Keywords |