Japanese
Title概念の整理
Subtitle巻頭言
Authors吉村望*
Authors(kana)
Organization*鹿児島大学医学部麻酔・蘇生学講座
Journal循環制御
Volume19
Number3
Page313-313
Year/Month1998/
Article報告
Publisher日本循環制御医学会
Abstract物事を「実体」ではなく, 「関係」として認識しようというのが, 20世紀に入ってからの学問上の最大の変革と考えられている. 医学の進歩に大きく影響を与えた先人達の多面的な知識, 諸科学における認識の方法は, 概念と思想を生み出したが, 古くから確立された学説と新しい概念との間には絶えない斗争の歴史が介在する. 疾患を如何に説明するかは, 科学的医術の代表とされるヒポクラテスとその学派以来, 医師に課せられた永遠の命題である. ただ日進月歩の医学・医療の世界にあって, ますます増え続け, 複雑化する専門用語の中には, 時代の変化と共に説明が不十分なもの, 通用しなくなるものも少なくない. そこで, 新しく遭遇した現象や疾患を説明するためには, “概念の整理”が必要となる. 最近, 新しく登場した概念で, 周術期医療に関係の深い用語, 概念だけを取り上げてみても膨大な数にのぼる. 例えば, compromised host, SCID, GVHD, recombinant drug, pulse療法, SIRS, MODS, apoptosis, さてはevidence based medicine(EBM)と, いちいち日本語に訳すのも面倒なものも多い.
Practice基礎医学・関連科学
Keywords

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