Japanese
Title呼吸の循環変動と循環血液量
Subtitle特集 第19回日本循環制御医学会総会シンポジウム(I)「循環と呼吸のinteraction」
Authors大野太郎*, 稲田英一*
Authors(kana)
Organization*帝京大学医学部麻酔学講座
Journal循環制御
Volume19
Number4
Page500-503
Year/Month1998/
Article報告
Publisher日本循環制御医学会
Abstract「はじめに」麻酔や集中治療において, 循環血液量を推定することは日常的によく行われている. 中心静脈圧や肺毛細管楔入圧など, 循環動態の指標を参考にする場合を除けば, 実際の臨床での循環血液量評価は, 手術の状態や病態, 血圧や心拍数など一般的な循環系のパラメータを考慮し, それに麻酔医の経験を加味して主観的に判断していることが多い. 人工呼吸器管理された患者の動脈圧波形に見られる呼吸性の収縮血圧の揺らぎもその1つで, 循環血液量と圧波形の揺らぎの間には密接な関係があることは誰もが経験的に知っていることと思う. そこで, 人工呼吸器で管理された患者の圧波形の揺らぎのメカニズムと, この揺らぎを利用した定量的な循環血液量の評価法について触れたい. 「収縮期血圧変動と呼吸」図1に人工呼吸器で管理された患者の動脈圧波形の揺らぎのパターンを2つ示す. 図1-Aは手術開始前の圧波形で, 収縮期血圧に揺らぎは見られていない. 図1-Bは同一手術患者の大量出血後に記録された動脈圧波形で, 収縮期血圧に大きな揺らぎが観察される.
Practice基礎医学・関連科学
Keywords

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