Japanese | |
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Title | 第34回日本移植学会総会 |
Subtitle | 関連学会印象記 |
Authors | 深尾立* |
Authors(kana) | |
Organization | *筑波大学臨床医学系外科 |
Journal | 循環制御 |
Volume | 20 |
Number | 1 |
Page | 113-114 |
Year/Month | 1999/ |
Article | 報告 |
Publisher | 日本循環制御医学会 |
Abstract | 第34回日本移植学会総会は平成10年11月30日, 東京京王プラザホテルを会場として, 会長:東京女子医科大学小柳仁教授の, 日本および先生ご自身の臓器移植研究の歴史を背景に, 心臓移植を待つ患者と移植医療の発展への想いを込めた感動的な開会のご挨拶から始まった. 例年よりも2ヶ月遅い総会であったが, 日本国民の懸案であったいわゆる脳死移植を認める臓器移植法が施行されてから1年目の移植学会であり, 従来2日間であった学術集会プログラムを, 今回は12月2日までの3日間とされたのも小柳会長の力の入れ方を物語っている. 総会プログラム誌の挨拶文において会長は要約して次のように述べられている. 「欧米のみならずアジアにおいてもかなりの数の心肝移植が行われ, 欧米諸国では治療体系の中で臓器移植が必要不可欠な治療法と位置づけらられているにもかかわらず, 日本においてはその部分のみ欠落した治療体系を持たざるを得ないできた. 臓器移植法成立に向けて永年多くの努力がなされ, 1997年10月から法が施行されてきた. |
Practice | 基礎医学・関連科学 |
Keywords |