Abstract | 第26回日本集中治療医学会総会は1999年(平成11年)3月3日(水), 4日(木), 5日(金)の3日間, 平澤博之会長(千葉大学医学部救急部・集中治療部教授)主催のもと千葉県幕張メッセで開催された. 筆者は前日の評議員会から参加したが, その席で日本集中治療医学会が日本医学会の分科会として承認されたことが, 会長より報告があった. 日本集中治療医学会にとって長年の懸案事項であり今後のより一層の飛躍への礎となるものとして会員にとってなによりも喜ばしいことである. 今回の総会において平澤会長の掲げたテーマは「急性臓器不全に挑む」であり, それに沿って医師部会においては会長講演, 招請講演, 特別講演6題, 教育講演2題, シンポジウム6テーマ, パネルディスカッション2テーマ, ワークショップ7テーマが組まれ, 一般演題の発表はすべて口頭発表で330題であった. また, 臨床工学士部門との合同パネルディスカッション1テーマに加え看護部門との合同パネルディスカッション1テーマ, 看護部門では特別講演1題, 教育講演3題, シンポジウム3テーマ, パネルディスカッション2テーマ, ワークショップ2テーマが組まれ, 一般演題の発表は107題であった. |