Japanese | |
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Title | 学会の分化と統合 |
Subtitle | 巻頭言 |
Authors | 岩月尚文* |
Authors(kana) | |
Organization | *東北大学歯学部麻酔科 |
Journal | 循環制御 |
Volume | 20 |
Number | 4 |
Page | 369-369 |
Year/Month | 1999/ |
Article | 報告 |
Publisher | 日本循環制御医学会 |
Abstract | 今回第20回日本循環制御医学会の会長を仰せつかり, この6月に総会と学術集会をどうにか開催・終了しほっとしているところである. それにしても, 関連学会の多いことには辟易とする. 私の関連している麻酔学関係でも専門分野がどんどん細分化し, それぞれが独立, 学会として次々と名乗りをあげている. これに研究会, 地方会, さらに既存の学会を加えると, 総数?幾つになるか. それら総てに真面目に(?)出席したとすると, どれだけの時間と費用が使われるか?より高度の研究を仲間同士でより深く時間をかけて討議しあう為に細分化したはずであるのに. 学会に出席するためだけに, 肝心の研究時間と研究費用が削られ, 研究のじゃまをしている. また現実として, より詳細で優秀な研究は麻酔学会で発表し, 細分化した方へは途中経過的なものとか症例的なものを回す傾向にある. またどの細分化された学会にも, 回数を重ねる毎に, 出席者は毎回同じ暇な?いわゆる上の人たちばかりが目立つ. |
Practice | 基礎医学・関連科学 |
Keywords |