Japanese
Titleイオン化マグネシウムからみた虚血性心疾患の病態
Subtitle特集 シンポジウム(II)Mgの循環系への作用
Authors上嶋健治*, 原田雅子*, 柴田雅士**, 橘英明*, 安孫子明彦*, 平盛勝彦*
Authors(kana)
Organization*岩手医科大学第2内科・循環器医療センター, **岩手医科大学高次救急センター
Journal循環制御
Volume20
Number4
Page372-376
Year/Month1999/
Article報告
Publisher日本循環制御医学会
Abstract「緒言」体内マグネシウムは, その99%が骨内などの細胞と組織内にある. 細胞外液中には0.8%, 血漿中には0.3%しか存在せず, しかも総血漿マグネシウムの約30%が蛋白と結合している1). 生体では, マグネシウムはイオン化マグネシウム(Mg2+)の形で生理活性を有し, 生体内の種々の反応に関与している. 近年, Mg2+測定用のイオン選択電極を用いた測定機器(NOVA8 NOVA biomedical. USA)が開発され2〜4), 循環器領域の各種疾患におけるMg2+と病態との関連の検討が可能となった. 著者らは既に, イオン選択電極法によるMg2+測定の精度と検体の保存条件について検討し, 臨床応用についての可能性を報告している5). そこで, 種々の虚血性心疾患の病態と血中Mg2+の関連を明らかにするために以下の検討を行った. 「研究1;虚血性心疾患患者の血中Mg2+濃度」まず, 正常者と虚血性心疾患患者との血中Mg2+濃度の違いを検討するために, 当院の人間ドックを受診した健常者43例(N群:男25例, 女18例, 平均年齢53歳)と当科に入院した112例(CP群:胸痛症候群9例;男4例, 女5例, 平均年齢62歳, EA群:労作性狭心症55例;男44例, 女11例, 平均年齢71歳, UA群:不安定狭心症17例:男13例, 女4例, 平均年齢68歳, MI群:急性心筋梗塞症31例;男24例, 女7例, 平均年齢68歳)を対象に以下の検討を加えた.
Practice基礎医学・関連科学
Keywords

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