Japanese
Title小児循環器疾患におけるマグネシウムの役割
Subtitle特集 シンポジウム(II)Mgの循環系への作用
Authors星野健司*
Authors(kana)
Organization*埼玉県立小児医療センター循環器科
Journal循環制御
Volume20
Number4
Page387-393
Year/Month1999/
Article報告
Publisher日本循環制御医学会
Abstract「はじめに」マグネシウム(Mg)は細胞内ではカリウム(K)に次いで多い陽イオンであり, ATP分解酵素をはじめとする様々な細胞内酵素を制御している. 循環器系の疾患においては, Mgが脂質代謝の変化を通じて動脈硬化や虚血性心疾患に果たす役割, あるいは血圧に対する役割などが注目されている. またMgは, 心筋の細胞膜機能に直接または間接的に寄与するため, 不整脈との関連が注目されている. 最近では, 細胞内や細胞外のイオン化マグネシウム(Mg2+)の測定が可能となり1), その機能や各種病態における意義について研究が進んでいる. 一方臨床応用の面では, Mg補充療法の有用性について大規模臨床試験が行われ, その評価がなされつつある2〜4). 本稿では, 小児循環器疾患におけるMgの役割について概説する. 「不整脈とマグネシウム」(1)QT延長症候群とマグネシウム 二次性QT延長症候群の原因として低Mg血症は良く知られているが, 先天性QT延長症候群とMgの関連は不明な点が多い.
Practice基礎医学・関連科学
Keywords

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