Japanese
Title司会の言葉
Subtitle特集 第20回日本循環制御医学会総会 若手研究者発表コンペティション
Authors細山田明義
Authors(kana)
Organization昭和大学医学部麻酔学教室
Journal循環制御
Volume21
Number1
Page3-3
Year/Month2000/
Article報告
Publisher日本循環制御医学会
Abstract近年, 分子生物学的研究の発達により, 循環制御に関与する内因性ホルモンが次々と発見され, それに関係する疾病の予防や治療に細胞レベルでの研究がなされつつある. 本学会の学術集会では, 循環制御に関する問題を積極的に研究され励んでいる若手研究者の発表を拝聴し, 優れた発表者を表彰したいとの主旨から計画されたコンペティションを開催している. 本年度は5編の応募があり, 司会を仰せつかった. 岩手医大, 齋野先生(解剖学)はリアルタイム共焦点レーザ顕微鏡を用いて, 血流調節に重要な役割を果たしている細動脈の働きについて, 細胞内カルシウム濃度の変動を画像解析することにより, 血管作動物質を用い, その強さや持続時間について観察した結果を述べられた. 岐阜大, 荒井先生(内科)はN-methyl-1-deoxynojirimycin(MOR-14)の虚血心筋に及ぼす作用について, 虚血心筋の保護メカニズムがischemic preconditioningにおける保護メカニズムとの類似性を検討した結果を報告された.
Practice基礎医学・関連科学
Keywords

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