Japanese | |
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Title | 外科の立場から |
Subtitle | 特集 第9回 循環器セラピューティック・フォーラム シンポジウム 大動脈瘤と大動脈解離の臨床〜適応と治療法〜 |
Authors | 金子達夫 |
Authors(kana) | |
Organization | 群馬県立循環器病センター心臓血管外科 |
Journal | 循環制御 |
Volume | 21 |
Number | 2 |
Page | 150-153 |
Year/Month | 2000/ |
Article | 報告 |
Publisher | 日本循環制御医学会 |
Abstract | 「はじめに」 外科の立場から手術適応と治療方法の概略を述べ, 最後に当センターでこれまでに行われた結果について調べ成績を検討した. 当センターは特に大動脈疾患を専門としているわけではなく, 全ての成人心血管疾患を対象としており, 全般的な診療の一部としての意味合いということで捉えていただきたい. さて大動脈の部位別の名称は図1のようになっており1), transverseは一般には弓部, また左鎖骨下動脈分岐前後は遠位弓部と称されることが多い. さらに瘤の分類として, 解離には有名なDeBakey分類2)やStanford分類があるが, 外科系では主に治療適応の意味からStanford分類が多用される. すなわちタイプAは上行大動脈に病変のあるもので, タイプBはないものを言う. 胸腹部の真性瘤はCrawford分類3)が一般的に用いられる. それぞれの詳細は成書に譲る. 「手術適応(表1)」 真性瘤は血管長軸に垂直の横断径で6cm以上, または破裂例や嚢状などの変形例を適応とする. |
Practice | 基礎医学・関連科学 |
Keywords |