Japanese
Title両心及び肺機能評価に基づいた開心術後の補助循環戦略
Subtitle特集 第21回総会 CPB Advanced Workshop 体外循環離脱困難症例に対する戦略
Authors北村昌也*, 諸久永*, 曽川正和*, 目黒昌*, 渡辺直**, 青見茂之**, 西田博**, 遠藤真弘**, 小柳仁**, 林純一*
Authors(kana)
Organization*新潟大学医学部第2外科, **東京女子医科大学循環器外科
Journal循環制御
Volume21
Number4
Page385-387
Year/Month2000/
Article報告
Publisher日本循環制御医学会
Abstract「はじめに」 全身麻酔法, 人工心肺バイパス(CPB)法, 心筋保護法, 各種手術手技などがほぼ確立された現在においても, 国内外の報告によれば, 開心術症例の約1%にCPB離脱困難が認められている1, 2). 著者らは過去15年間の臨床経験とその解析から, 開心術後補助循環の成績を左右するのは, 迅速な救命的補助循環の導入と, その後の両心及び肺機能評価に基づいた的確な方法への移行であると判断した3). 本報告では, その根拠となった臨床成績を呈示し, 現在進行中の治療戦略について検討する. 「対象と方法」 1. 補助循環成績の多変量解析 対象は1984年1月から1997年3月までに行った開心術後の補助循環64例で, 同時期の開心術4142例の1.5%であった. 年齢は22〜78(平均53.7)歳で, 男40例, 女24例であった. 心疾患は弁膜症37例, 虚血性25例, 先天性2例であった.
Practice基礎医学・関連科学
Keywords

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