Japanese
Title第49回日本輸血学会総会
Subtitle関連学会印象記
Authors小堀正雄
Authors(kana)
Organization昭和大学医学部麻酔科学教室
Journal循環制御
Volume22
Number3
Page232-233
Year/Month2001/
Article報告
Publisher日本循環制御医学会
Abstract日本輸血学会はすでに49回で, 日本麻酔科学会より1年先輩にあたる. もちろん日本医学会総会の分科会にも属しており, 歴史の重みを感じさせる学会である. さる2001年5月31日から3日間にわたり東京新宿の京王プラザホテルで第49回日本輸血学会総会が開催された. 慶応義塾大学医学部内科の池田康夫総会長の下に各種の趣向を凝らしながら行われた. 本総会のテーマの「輸血医学のIdentityとHarmonization」が示すとおり, 輸血学会の領域と臨床との関わりをおおいに意識させる内容であった. また, 輸血領域は他の学会に比べ行政的, 国家的な側面が強く, これに関する規制が多い分野である. そのため, 総会長シンポジウムでは, 「輸血医学/輸血医療の将来像:国家的観点からの提言」と題して, わが国の日赤や厚生労働省の事情だけでなく, 米国の乱立気味の組織事情, さらに多数の国家を抱える欧州の事情などが紹介された.
Practice基礎医学・関連科学
Keywords

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