Japanese
Title植込み型除細動器の進歩と歴史
Subtitle総説
Authors別所竜蔵, 田中茂夫
Authors(kana)
Organization日本医科大学外科学第二教室
Journal循環制御
Volume22
Number4
Page336-343
Year/Month2001/
Article報告
Publisher日本循環制御医学会
Abstract「はじめに」植込み型除細動器(Implantable cardioverter defibrillator;ICD)は, 突然死の原因となりうる致死性心室性不整脈, 即ち心室頻拍(ventricular tachycardia;VT), 心室細動(ventricular fibrillation:VF)に対し, 自動的に不整脈発生を感知し, 不整脈発生数〜十数秒後に除細動用電流の放電を含む電気的治療を行いVT/VFからの蘇生を図る, 体内植込み型の装置である. 1980年にMirowskiらによって最初の臨床例が行われて以来1), すでに20年以上の臨床経験を有する治療法で, 医用工学的進歩に伴いその構造や機能に改良が加えられ現在に至っている(図1)(表1). 1985年米国FDAの認可や, 1996年本邦での保険償還などの社会的背景とともに, ICD本体の機能の進歩やそれに伴う植込み術式の低侵襲化, さらに1990年代に行われたいくつかのICD治療の大規模試験の結果, 致死性心室性不整脈に対する有効性が証明されたことによって, 植込み症例数も年次毎に増加の一途をたどっている(図2).
Practice基礎医学・関連科学
Keywords

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