Japanese
Title重症心不全に対する外科治療
Subtitle第11回循環器セラピューティック・フォーラムシンポジウム 『循環器疾患治療の最前線』-内科の立場, 外科の立場-《心不全》
Authors磯村正
Authors(kana)
Organization葉山ハートセンター心臓血管外科
Journal循環制御
Volume23
Number2
Page124-126
Year/Month2002/
Article報告
Publisher日本循環制御医学会
Abstractはじめに 種々の重症心不全に対する治療は内科的治療が主体であるが, 内科治療が限界に達した例では心臓移植が外科的に施行できる唯一の手段とされてきた. しかしながら心臓移植待機例でのドナー不足は世界的に深刻で待機中に死亡する例も少なくなく, 本邦では移植再開後の施行は20例に満たない. 1995年に:Batistaら1)によるPartial left ventriculectomy(PLV), 1997年にはDorらによるEndoventricular circular patch plasty(EVCPP)2)の発表以来, 内科的治療に抵抗性の重症心不全例でも心移植を免れる例が少なからずある事がわかってきた. これらの自己心温存手術の適応, 成績について自験例を中心に検討した. 対象と方法 1. 非虚血性心筋症 1996年12月3)から2001年7月の間に左室縮小形成術を85例に施行した.
Practice基礎医学・関連科学
Keywords

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