Japanese
Title心房細動に対する高周波カテーテル・アブレーション
Subtitle第11回循環器セラピューティック・フォーラムシンポジウム 『循環器疾患治療の最前線』-内科の立場, 外科の立場-《不整脈》
Authors内藤滋人
Authors(kana)
Organization群馬県立心臓血管センター循環器内科
Journal循環制御
Volume23
Number2
Page127-131
Year/Month2002/
Article報告
Publisher日本循環制御医学会
Abstractはじめに 心房細動は日常臨床において, 持続性の頻脈性不整脈の中ではもっとも頻度が高い不整脈である. さらに, 年齢とともにその罹患率は上昇し, 心不全, 脳塞栓などを招来するため1), できる限り洞調律を維持する治療法の開発が期待される. 心房細動に対する非薬物療法としては, 各種心房ペーシング, カテーテル・アブレーション, 外科的手術の3者が試みられている. 本稿では, 心房細動に対する高周波カテーテル・アブレーション(RFCA)に関して最近までの治療法の変遷をふまえて概説したい. 心房細動に対する高周波カテーテル・アブレーション 高周波カテーテル・アブレーションはその発展により, WPW症候群に伴う房室回帰頻拍, 房室結節回帰頻拍, 心房頻拍, 通常型心房粗動など, 上室性頻拍のほとんどが高い成功率で根治可能となってきている. しかし, 心房細動に対する高周波カテーテル・アブレーションは, 未だ発展途上の段階である.
Practice基礎医学・関連科学
Keywords

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