Japanese | |
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Title | 司会のことば |
Subtitle | セラピューティック・フォーラム特別講演 |
Authors | 松尾博司 |
Authors(kana) | |
Organization | 埼玉医科大学 |
Journal | 循環制御 |
Volume | 23 |
Number | 2 |
Page | 141-141 |
Year/Month | 2002/ |
Article | 報告 |
Publisher | 日本循環制御医学会 |
Abstract | 特別講演は東京女子医大の新岡俊治先生によって行われた. 先生は1983年広島大学医学部卒業後, 東京女子医大附属日本心臓血圧研究所(心研)外科へ入局され, 6年後循環器小児外科へ移られた. Harvard大学, Boston小児病院へ留学され, 帰国後心研小児外科講師となり, 本年4月からは女子医大の先端生命科学研究所および東大大学院工学系研究科(機械工学専攻)再生医工学研究室の講師を併任されている. 演題名は, ティッシュ・エンジニアリング(TE)による再生血管の開発, 応用であった. 自己血管壁細胞と生体吸収性ポリマーを用いて, TEの技術(1. 自己細胞摂取, 2. 細胞培養, 細胞の大量生産, 3. 生分解性ポリマー上への細胞播種, 4. 生分解性ポリマー上での細胞培養, 5. 外科的移植手術)で血管組織(肺動脈, 小羊)を作成する, 過去6年間の成果が発表された. 先天性心疾患での欠損病変補填に用いられる生体材料は満足できるものがないので, 本法に期待が寄せられている. |
Practice | 基礎医学・関連科学 |
Keywords |