| Japanese | |
|---|---|
| Title | (質問)アミオダロンは使いにくい抗不整脈薬と聞いていますが, 具体的な使用法についてご教示ください(福井県:S・F) |
| Subtitle | 質疑応答 |
| Authors | 上野和行 |
| Authors(kana) | |
| Organization | 国立循環器病センター薬剤部 |
| Journal | 循環制御 |
| Volume | 23 |
| Number | 2 |
| Page | 211-213 |
| Year/Month | 2002/ |
| Article | 報告 |
| Publisher | 日本循環制御医学会 |
| Abstract | アミオダロンは難治性不整脈に対して高い有用性が認められているが, 心外性の重篤な副作用もあり, その使用が制限されている. またアミオダロンは非常に特徴的な体内動態を有しており, そのため使用法がより難しい. しかし近年低用量療法の有用性と安全性が認められるようになり, 国内においても広く用いられるようになってきた. また薬物体内動態に関する研究も臨床だけでなく基礎レベルにおける研究も報告されるようになり, 最近では体内動態がより明らかになってきた. 著者はこれまでのアミオダロン投与患者を対象として体内動態を研究してきたが, その経験を踏まえて具体的な使用法と薬物体内動態からのアミオダロンの適正使用上の注意事項を述べる. アミオダロンの薬物動態の特徴 アミオダロンの物性としては, オクタノール/水分配係数は極めて高く脂溶性が非常に高い. 消化管からの吸収は良好であるが初回通過効果が大きい. |
| Practice | 基礎医学・関連科学 |
| Keywords | |