Japanese
Title第14回国際薬理学会
Subtitle関連学会印象記
Authors橋本敬太郎
Authors(kana)
Organization山梨医科大学薬理学教室
Journal循環制御
Volume23
Number3
Page326-327
Year/Month2002/
Article報告
Publisher日本循環制御医学会
Abstract米国サンフランシスコで本年7月7−12日まで4年に一度の第14回国際薬理学会が開催された. ニューヨークでのテロの影響で, 日本からの参加者数が従来のこの学会より少なかったせいもあったのか, 全参加者が3000名にも達せず, やや小さな学会になってしまった. もっとも参加できた者にとっては, 全米がheat waveで大騒ぎをしていても, 涼しい夏のサンフランシスコに滞在できただけでも幸せだったし, 美味しいレストランも多く, 休暇と考えれば, 素晴らしい一週間であった. 参加者の少なかった一つの原因は企業からの寄付金が集まりにくく, 参加費が500ドル近くと高かったこともあろうが, 30年前に同じ場所で行われた国際薬理学会のときに比べて, 物価の高騰ははっきりしており, 30年前の一流ホテルの宿泊費では朝食しか取れないなどと, アメリカ人も往時の物価を懐かしがっていた. 従来は大きな学会であり, サタライトのシンポジウムも各地で行われたが, 全体の会議には出席しない, サタライトだけへの出席者も多く, そのためにサンフランシスコの会が, いまひとつ盛り上がりを欠いたのかもしれない.
Practice基礎医学・関連科学
Keywords

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